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音楽やボードゲームの批評をしています。個人的意見強めです。世の中でもっと知られた方が良いと思うコンテンツを少しでも多く紹介していきます。

yuzutown/ゆず 3月1週目ピックアップアルバム

YUZUTOWN/ゆず アルバム総評★★★☆☆

 

2020年3月4日(水)リリースのゆず通算15枚目のオリジナルアルバム「YUZUTOWN」。このアルバムで目を引くのは、やはり嵐に楽曲提供し、「熱闘甲子園」のテーマソングともなった「夏疾風」のセルフカバーか。また、日本生命のCMタイアップ曲だった「SEIMEI」は弾き語りバージョンからアップデートされた新アレンジとして収録。このアルバムの全曲数14曲中、すでに発表されているシングル曲は5曲(うち3曲は配信限定シングル)。そして3曲はインスト曲なので、実質このアルバムでの新曲は5曲となっている。ゆずのフルアルバムとしては、アルバムで発表する新曲はやや少なめな印象。

 

#1:  SEIMEI        ★★★★☆(Digital Single)

#2:  チャイナタウン     ★★☆☆☆

#3:  ~Pinky Town~     ★☆☆☆☆

#4:  花咲ク街         ★★★☆☆

#5:  Green Green      ★★☆☆☆(Digital Single)

#6:  マボロシ          ★★★★☆(Digital Single)

#7:  ~Yellow Town~    ★☆☆☆☆

#8:  イマサラ         ★☆☆☆☆

#9:  フラフラ        ★★☆☆☆

#10: 夏疾風~YZ ver.~    ★★★★★(嵐セルフカバー)

#11: ~Green Town~     ★☆☆☆☆

#12: マスカット        ★★☆☆☆(Single)

#13: まだまだ          ★★☆☆☆

#14: 公園通り          ★★★☆☆(Single)

 

短評

今作、とにかく注目したいのは嵐に楽曲提供した「夏疾風」のセルフカバー。これがめちゃくちゃ良い。今作で間違いなく1番手に来る作品。アレンジにはハーモニカでゆずらしさを残しつつもエレキギター中心のバンドサウンドがかっこいい。ライブで盛り上がること間違いなしだと思う。アルバムの新曲はやや物足りない印象。MVも早々に公開されテレビでも披露と今作のリードトラックともいえる作品だが、過去のアルバムのリードトラックと比べるとインパクトに欠ける。Yuzutownの世界観には私はハマらなかった。

 

・ピックアップ

 

SEIMEI★★★★☆(Digital Single)

こちらは新アレンジ収録で、配信限定だったアコギバージョンと比べスケール感が大きくなっている。アコギverも良いが、こちらも悪くない。

 

花咲ク街★★★☆☆

ゆずの春ソング(桜会、春風等)に比べたら劣るものの、悪い曲ではない。途中にラップ調が入っているが少し中途半端。まあアルバム収録の新曲の中では一番かな。チャイナタウンはなんとなくback numberの高嶺の花子さんがよぎりました。

 

夏疾風~YZ ver.~★★★★★(嵐セルフカバー)

先程の短評にも書いたがこの曲が今作でダントツに良い。ライブの新たな定番曲になること間違いなし。是非聞いてほしい。

 

 

このアルバムは、とにかく「夏疾風が良い」この一言に尽きます。まあシングルに助けられている感はあるものの全体としては悪くないアルバム。